2026年度第1回のCFP資格審査試験、タックスプランニングに合格しました。
CFPは6課目あるうちの1課目目です。ようやくスタートラインに立ったところですが、使った教材と勉強の進め方について、うまくいった点も反省点も含めて残しておきます。これから同じ課目を受ける方の参考になればうれしいです。
※教材の価格や版は2026年7月時点のものです。年度版が切り替わることがあるので、購入前に各販売サイトで最新のものを確認してください。
試験結果と勉強期間
まずは結果から。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受験した試験 | 2026年度第1回 CFP資格審査試験 |
| 課目 | タックスプランニング |
| 得点 | 50点満点中 36点 |
| 合格ライン | 28点 |
ボーダーを8点上回っての合格でした。
勉強を始めたのは3月ごろです。ただ、正直なところ最初のうちはあまり力を入れていませんでした。同じ時期にAFP認定研修も進めていたこともあり、本腰を入れたのは試験が近づいてからです。前半にもう少し積み上げておけば、直前期がもっと楽だったと思います。
使った教材は4つ
今回使ったのは次の4つです。
- FPK研修センター「CFP受験対策精選過去問題集 タックスプランニング」
- 日本FP協会「CFP資格標準テキスト タックスプランニング」
- 日本FP協会「CFP資格審査試験問題集 2025年度第2回 タックスプランニング」
- LEC「2026年6月試験対策 CFP講座(課目別・タックスプランニング)」
かかった費用は次のとおりで、合計35,200円でした。1課目あたりの金額としては、通信講座を入れるかどうかで大きく変わります。
| 教材 | 費用 |
|---|---|
| FPK 精選過去問題集 | 3,900円 |
| FP協会 標準テキスト | 2,530円 |
| FP協会 試験問題集(1回分) | 770円 |
| LEC 通信講座(課目別) | 28,000円 |
| 合計 | 35,200円 |
それぞれ役割が違うので、順番に紹介します。
1. FPK研修センター「CFP受験対策精選過去問題集」

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発行 | FPK研修センター |
| 価格 | 3,900円(2025-26年版) |
| 収録内容 | 過去5年間の本試験から精選、約250〜300問 |
| 特徴 | 類似問題を統一化し、現行法令に改訂 |
使った感想
CFPの問題集は、実質これしか選択肢がないようなものです。必須の1冊だと思います。
収録されているのは過去問を精選したもので、これを完璧に仕上げれば、とりあえず合格するだけの力はつくと感じました。解説も詳しく、なぜその答えになるのかがきちんと追えます。私も学習の中心はこの問題集でした。
ひとつだけ気になったのは、問題と解答が分冊になっていないことです。そのままだと答えを見ながら解く形になって使いにくいので、私はカッターで切って分けて使いました。手間はかかりますが、この一手間で使い勝手がかなり変わります。
2. 日本FP協会「CFP資格標準テキスト タックスプランニング」

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発行 | 日本FP協会 |
| 価格 | 2,530円(2025-2026年版) |
| 位置づけ | 協会が販売する課目別の標準テキスト |
使った感想
問題集だけを解いていると、どうしても知識が断片的になりがちです。個々の論点は解けるのに、制度全体の位置づけがつかめていないという状態になります。
そこで、その断片をつなげる役割としてこのテキストを使いました。特に意識したのは、表をこまめに見ることです。税率や控除の要件は表で整理されているので、そこを繰り返し眺めることで、頭の中で知識がつながっていく感覚がありました。
覚えにくいところにはマーカーを引いたり、付箋を貼ったりして、後から戻ってこられるようにしていました。
3. 日本FP協会「CFP資格審査試験問題集 2025年度第2回」

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発行 | 日本FP協会 |
| 価格 | 770円 |
| 収録内容 | 2025年11月実施分の問題・解答・解説(試験1回分) |
使った感想
こちらは実際の本試験1回分がそのまま収録されている問題集です。
精選過去問題集を繰り返していると、どうしても問題を覚えてしまいます。そこで、初見の問題に対応する練習をするために、本番直前に使いました。見たことのない問題を前にして、その場で考えて解く。この訓練ができるのが、この問題集の価値だと思います。
間違えた問題は、何度か解き直しました。1回分と薄い冊子ですが、直前期の仕上げとしてはちょうどいい分量です。
4. LEC「2026年6月試験対策 CFP講座(課目別)」

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供 | LEC東京リーガルマインド |
| 受講料 | 28,000円(課目別・私が受講した当時) |
| 形式 | Web動画・DVDなどの通信講座 |
| 講義時間 | 課目別で20時間程度 |
| 構成 | 受験対策講座・実践演習講座・公開模擬試験 |
| その他 | 実技講座に模試が含まれる |
※最新の開講状況はLEC公式サイトでご確認ください。
使った感想
説明そのものはわかりやすかったです。まず講義を一通り聴いて全体像をつかむ、という使い方ができたのは良かったと思います。独学だと、どこから手をつければいいか迷いがちなので、流れに乗って全体を一周できる価値はあります。
ただ、講義で語られる内容が、テキストに書かれている以上のものだったかというと、そこまでではありませんでした。
そしてもうひとつ、自分にとって合わなかったのがテキストの問題です。この講座には専用テキストが付いてくるので、FP協会の標準テキストと合わせて2冊を並行して使うことになります。調べたい内容がどちらに載っているのかわからなくなり、効率が良くありませんでした。
かといって、LECのテキストだけで済ませるかというと、それも心もとない。索引が付いておらず、調べ物には使いづらいためです。結果として協会のテキストを手放せず、2冊体制のまま最後まで進めることになりました。
公開模擬試験と実践演習講座について
講座に付いていた模試は、本番に近い作りで役に立ちました。前述の協会の問題集と合わせて、初見の問題を解く訓練として使いました。
一方で、その前段階にあたる実践演習講座の問題は、本番と比べるとやや易しめに感じました。あくまで演習用と割り切って進めるのがいいかもしれません。
学習の流れ
4つの教材を、実際にはこの順番で組み合わせました。
- LECの講義動画を1周しながら、並行してFPKの精選過去問題集に着手
- 精選過去問題集を繰り返し、知識が断片的だと感じた部分は協会のテキストで確認
- 直前期にLECの実践演習講座と協会の問題集(1回分)とLECの模試で、初見の問題を解く訓練
軸になるのは精選過去問題集で、テキストはその補助、直前の2つは本番形式の練習という位置づけです。
LECの通信講座については、正直受講しなくてよかったな、と思っています。
(模試だけ受けるのがおすすめ。)
反省点:時間内に解く練習をしていなかった
今回いちばんの反省がこれです。
初見の問題を解く練習はしたのですが、試験時間の2時間以内で解ききる訓練をしていませんでした。 その結果、試験当日になってから「1問あたり何分で解けばいいのか」を計算するはめになりました。
CFPは50問を2時間で解く試験です。1問あたり2分ちょっとしかありません。計算問題も多いので、時間配分は合否に直結します。
模試や過去問を解くときは、必ず時間を計って本番と同じ条件でやるべきでした。これから受ける方は、初見の問題を解く練習と時間を計る練習を、セットで進めることをおすすめします。
次は不動産とリスク管理
CFPは6課目すべてに合格して、ようやくCFP資格の認定審査に進めます。今回はそのうちの1課目目でした。
次は11月試験で、不動産運用設計とリスクと保険の2課目を受ける予定です。2課目同時になるので、今回の反省を活かして、早めに時間を計る練習まで組み込んでいきたいと思っています。
進捗はまたこのブログで報告します。同じくCFPを目指している方の参考になればうれしいです☺️
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CFPの前提となるAFP認定研修と、FP2級の教材については、こちらの記事でまとめています。
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